Agri Managerとデータ連携について

アグリマネージャー(Agri Manager)のフォーカス

データベースとAIの活用に関する考察

(CHCペーパー Vol. 3)

要旨

農業経営支援アプリ「アグリマネージャー(Agri Manager)」(注)は中小規模の組織を対象とした基幹システムとして提供された。日本における農業の分野は、高齢化が進み、後継者難や技術、ノウハウの継承が大きな課題となっている。こうした状況の下、どのように日本の食糧生産を維持するかが極めて重要なテーマであるといえる。農業のICT化を支援する各種のサービスは、こうした課題を解決するための真のソリューションでなければならない。

Key words

Agri Manager, ICT, AI, 基盤整備機構(WAGRI), プラットフォーム, ターミノロジー

Reference

ITと熟練農家の技で稼ぐ AI農業(神成淳司著、日系BP社)
IoTが拓く次世代農業 アグリカルチャー4.0の時代(三輪泰史・井熊均・木通秀樹著、日刊工業新聞社)
60分でわかるITビジネス最前線(ITビジネス研究会、技術評論社)
60分でわかるIoTビジネス最前線(ITビジネス研究会、技術評論社)

(注) Agri Managerについて

農業経営支援のアプリケーションソフトウェアである「アグリマネージャー(Agri Manager)」は2014年に株式会社クリエイティブハウスコーポレーションによりリリースされた。情報共有可能なユーザ数は5,000名であるため、主として中小規模の組織を対象としたERP(基幹)システムというポジショニングで製品化されている。